名古屋市天白区にある美容院Pompadourです。
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大人女性にとって、髪がキレイであるために必要なコテ(カールアイロン)・アイロン(ストレートアイロン)♪♪
毎日使われる方も多いと思いますが、その熱による髪へのダメージはどれぐらいのものなのでしょうか?そのとき髪の内部はどうなってしまうのか?
今回はコテやアイロンの熱が髪に与えるダメージとそのとき髪がどうなって傷んでいるのかご紹介します。
Contents
そもそも何でコテやアイロンで髪の形が変わるのか??
髪が乾いているのに、コテやアイロンを使うと髪から煙のようなものが出てきたことはないですか?これは蒸気でしてコテやアイロンの熱で髪の内部の水分を飛ばすことによって、カールヘアやストレートヘアに形がつきます。
髪の毛は乾いている状態でも内部に水分があります。(水分があればあるほど髪にツヤがでます)
健康な髪の場合、髪の毛の内部には12%〜15%ほどの水分が残っています。
髪の毛の主な構造物
タンパク質 80%〜85%
水分 12%〜15%
その他 8%〜10%
この水分を数%、熱によって飛ばすことでカールやストレートの形をつくっているのです。
コテやアイロンの熱で髪の毛が痛む理由は?バサバサになる理由!!
コテやアイロンの熱が髪に与える影響として『熱によるキューティクルへのダメージ』『タンパク質の熱変性』があります。
乾燥によるキューティクルへのダメージ!!!
髪の表面にある、うろこ状のキューティクルは髪のツヤ感や手触りに大きく関わっており、キューティクルが剥がれたり痛んだりすると枝毛や切れ毛の原因になります。さらには髪内部の水分やタンパク質が外に流れてしまいダメージになってしまいます。
このキューティクルはコテやアイロンはもちろん日常的なドライヤーやブラッシングでも剥がれたり傷ついたりするとてもデリケートな存在です。
このキューティクルは濡れると柔らかくなり、開く性質があり、逆に乾いているときは閉じている状態なので髪内部の成分や水分を守ることができます。
タンパク質の熱変性によるダメージ!!!
ほとんどがタンパク質でできている髪の毛は、熱を与えすぎると固まってしまいます。毎日コテやアイロンを使用している方は髪が硬くパサパサになったりしていませんか?それはこの熱変性が原因です。
生卵に熱を加えるとゆで卵になるのと同じ原理なんです。これをタンパク質の熱変性と言います。
熱変性により髪内部のタンパク質が集まって固まってしまうとあちこちに空洞ができてしまい、髪が濡れてキューティクルが開くたびに髪内部の水分やタンパク質が流出しやすくなります。
タンパク質の熱変性は髪が乾いている状態だと約130℃ぐらいで、髪が乾いていると約60℃ぐらいから熱変性が始まります。これは縮毛矯正やデジタルパーマなどでもおこってしまいます。
痛む理由が熱なら低い温度にすれば痛まないの?
タンパク質の熱変性を考えた場合、乾いた髪で熱変性しない130℃以下でコテやアイロンを使用した方が髪に優しいのは事実です。
しかし、コテやアイロンを髪にあてたとき、髪の表面に熱を奪われるので髪の内部は実際のところ50℃ほど温度が下がります。そのため極端に低温にしてしまうとカールやストレートのあとがつきにくく、同じ毛束に何度もコテやアイロンを通すことになり、髪へ過度に摩擦や熱を与えてしまい、結果的によりダメージにつながる恐れもあります。
また、低温だとキープ力が悪く、すぐ取れてしまいます。朝から夜までキープしようと思うと多少でも熱変性をさせないといけません。
それなら、180℃ぐらいの高音で短時間で形を作る方が髪の痛みも少なく、キープしてくれます。
アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)をつければ痛まない?
髪へのダメージを考え、コテやアイロンを使用する前にアウトバストリートメントを塗っている方も少なくないと思います。特に最近ではウェットなヘアスタイルがはやっているのでオイル系のものを多めにつけて使用する方も多いはずです。しかし、水分が多く、髪をしっとりさせるタイプのもの(特にオイルタイプ)の場合、髪が濡れた・湿った状態で使うことになります。
先ほどもご説明しましたが、髪が濡れているとキューティクルが開いてしまいダメージを受けやすい状態になり、タンパク質の熱変性は60℃ぐらいから始まってしまいます。
そのため、もうおわかりかもしれませんが濡れ髪・湿り髪にコテやアイロンを使った場合は髪表面にあるキューティクルが摩擦や熱により傷んでしまい、熱変性がおこり空洞をつくることになります。
髪のケアをしたい場合はドライヤーで髪を乾かす前と、コテやアイロンを使った後の仕上げにアウトバストリートメントをつけてあげましょう♪
まとめ
熱へのダメージはどうしても髪に負担がかかってしまいます。毎日コテやアイロンを使われる方はたまに休息が必要です。お仕事をされている方は休日は巻かない、主婦の方たちは自宅にいるときは巻かないなど髪を休ませる時間をつくってあげてください。
そして何より、しっかりとしたヘアケアをしてあげてください。
当美容院はヘアケアに特化した店舗です。コテやアイロンでの髪のダメージにお困りの方はこちらをクリックしてください。
ありがとうございました( ^ω^ )ラインでのご質問も受け付けております♪♪♪